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関口 紘一 
[2014.03.18]

「ロイヤル・エレガンスの夕べ」出演のモレーラ、マックレー、セルヴェラが記者会見

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今年8月8日から来日公演を行う「ロイヤル・エレガンスの夕べ 2014〜英国バレエの伝統と今を伝えるショーケース公演〜」の記者会見が、3月4日、渋谷のチャコット本店で開催された。
この公演は一昨年に続いて行われるものだが、今回はスケールアッブされて東京公演が8月8日から10日まで3公演行われる。来日するメンバーは、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのラウラ・モレーラ、サラ・ラム、ファースト・ソリスト崔由姫、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパル佐久間奈緒、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのネマイア・キッシュ、スティーヴン・マックレー、ファースト・ソリストのリカルド・セルヴェラ、平野亮一、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパルのツァオ・チー。常々、ロイヤル・バレエ団の教育プログラムを行っているグループから発展したトゥーループである。かつてK バレエ カンパニーなどでも踊ったジャスティン・マイスナーがディレクターを務めている。
記者会見では、そのマイスナーの夫人モレーラ、そしてマックレーとセルヴェラが顔を揃えた。モレーラ自身が司会進行を務め、カンファレンスが始まった。

まず、モレーラが公演全体の趣旨として、この公演が英国バレエのアシュトン、マクミランからペイジ、タケット、さらにウィールドン、マクレガー、スカーレットという世代を越えた様々な振付作品を観ることができることなどが説明された。そしてモレーラとしては、バーミンガム・ロイヤル・バレエのツァオ・チーと『真夏の夜の夢』のパ・ド・ドゥを踊るが、一緒に踊るのは1995年のバレエ・スクールの卒業公演以来のこと、また、スカーレットの『アスフォデルの花畑』の第二楽章を踊ることなどをとても楽しみにしている、と語った。
続いてマックレーは、サラ・ラムと『眠れる森の美女』のグラン・パ・ド・ドゥを、またクリストファー・ウィールドンの作品(未定)を踊るが、二つの作品の登場人物のことなった関係性が表現できるので、期待して欲しい。そしてセルヴェラは、アシュトンの『エニグマ変奏曲』のトロイトのソロを踊るが、これはオリジナル・キャストのアンソニー・ダウエルに指導してもらったので、初演を継承した踊りが見せられると思う。この踊りはたいへんスピーディに展開し、スリルがあるので楽しみにしてもらいたい、とそれぞれの意気込みを語った。
さらにモレーラとセルヴェラは、アシュリー・ペイジの『ルーム・オブ・クックス』とウィリアム・タケットの『QUIZAS(キサス)』を、久しぶりに踊るが、時間の経過によって二人の間に生まれるケミストリー(化学変化)がどの様に変わっているか、たいへん興味がある。またマックレーは、この二つの作品を観ていないので、どんな反応をみせるか、こちらも関心がある、といった話が語られて「ロイヤル・エレガンスの夕べ」の記者会見は和気あいあいの雰囲気のうちに終了した。
英国のバレエが、今、どのような時期を迎えているのか、それはバレエ芸術の最前線では、どのような位置に立っているのか、といったことが舞台を充分に楽しみながら感得できる素晴らしいプログムに期待したい。

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ロイヤル・エレガンスの夕べ 2014
〜英国バレエの伝統と今を伝えるショーケース公演〜

●お問い合わせ=サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00〜19:00)
●公式HP www.royalelegancenight.com

公演詳細はこちら
http://www.chacott-jp.com/magazine/information/stageinfo1/-2014-1.html