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[2007.06.10]

ベルリン訪問記

  5月27日よりロンドンに出張に行く予定があり、その帰りにベルリンに寄ってきました。着いたその日、ベルリン国立バレエ団の針山さんにお会いしいろいろ 近況など報告しあった後、針山さんのご好意によりベルリン国立歌劇場でオペラのゲネプロを鑑賞しました。モーツァルトの「皇帝ティートの慈悲」という日本 ではあまりなじみのない演目でしたが、主要人物は中世の衣裳、そのほかの登場人物は50~60年代の労働者階級の衣裳を着ており、セットも抽象的で面白い 演出でした。上演時間もそんなに長くないので時差ぼけの頭にはちょうどよかったです。

翌日はベルリン国立バレエ団へリハーサルの様子を見学しに行きました。バレエ団の裏口で針山さんと待ち合わせしていたとき、ニューヨークにいるはずのマ ラーホフさんにばったり遭遇。実はひざを怪我していてニューヨークの公演はすべてキャンセルし、ウィーンで手術を受けてベルリンに戻ってきたそうです。こ れから治療に向かうというマラーホフさんに、「怪我は大丈夫ですか?」と聞くと「マラーホフサン、モウトシヨリダカラ・・・。」とカタコトの日本語で明る く答えていただけました。「夏の日本行きは大丈夫だから。」ということなのでひとまず安心しましたが、やはり痛々しい様子でした。

マラーホフさんと別れ、ベルリン国立バレエ団のスタジオへ。およそ2時間半、リハーサルの模様を見学させてもらいました。その日の夜の予定演目は「マノ ン」。ポリーナ・セミノオワさんが主演です。ポリーナさん自身からも「今日の夜は観に来ないの?」と聞かれましたが、その夕方にはもうベルリンを発たなく てはならずとても残念でした。リハーサルの合間を縫って、ナディア・サイダコーワさんに挨拶し、中村祥子さんや寺井七海さんなど次々お話しをさせていただ くことができました。舞台上ではとても凛としていて存在感のある中村さんですが、素顔はとてもかわいらしく明るい女性でとても気さくな方でした。中村さん は最新のDance Move6月号の「ダンサーのこのひと皿」というページにもご協力いただいています。ぜひチャコットのお店で入手してご覧いただければと思います。
ベルリン日記でおなじみの
針山愛美さん

ベルリン国立バレエ団の方々はありがたいことに、「MALAKHOV by Chacott」のウェアの着用率が非常に高く、針山さんを筆頭に見たことのあるニットやレオタードを着ている方がたくさんいました。マラーホフさんの影 響だと思われますが、ぼろぼろになるまで着ていただけていることは、とてもうれしいことです。特に人気があるのは、ボーダーニットとリハーサルチュチュボ ンだそうです。 こうして1日半という短い滞在期間でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。
お忙しいのにいろいろお付き合いいただいた針山さんには、この場をお借りしてお礼を申し上げます。夏にはマラーホフさん来日、針山さん、中村さん、寺井さんも帰国するそうです。日本での活動が楽しみですね。