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[2010.07.23]

りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 施設見学ツアー体験記

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ダンスキューブ読者にはおなじみ、金森穣氏が芸術監督を務めるNoism1&2。そのNoismの本拠地がりゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)。
今回のNoism1&2合同公演劇的舞踊「ホフマン物語」は新潟限定公演。日本中からお客様が集まった。その公演の前に希望者を対象に開催された施設見学ツアーに参加した。

劇場前で施設課の方と合流。「りゅーとぴあマガジン」と施設案内のパンフレットをいただき、見学がスタートした。

まずはいつもNoismが稽古をしているというスタジオB。こちらは劇場の舞台面と同じサイズとのこと。お話を聞いていると偶然にもNoim1メンバーの櫛田さんが通りかかりご挨拶するという嬉しいハプニングも。このスタジオから生まれた作品を、数時間後には舞台で観ることになると思うと不思議な気持ちになる。

続いては屋上庭園へ。屋上は緑化されている。この屋上緑化、ただ美しいだけではない。この真下はコンサートホールのパイプオルガンが設置されている場所。建物の温度管理に一役買っているそう。周辺にはこの屋上庭園を含め7つの空中庭園があり、眼下に信濃川を望めるこの場所は悪天候の場合を除き、常時散策が可能。

能楽堂とその楽屋も見学させていただくことができた。この能楽堂、本当に管理が大変だそう。舞台正面の「鏡板」(松の絵が描かれている部分)を外すと竹が植わっている中庭が見えるつくり。その中庭をはさんで畳敷きの楽屋がある。この楽屋はお茶室としても使用が可能。一般利用もできるそうで、今までにはお祝い事で使用実績がある。
「結納の時にも良さそうですが?」との質問には残念ながら実績はないとのお答えだった。

コンサートホールではリハーサル中のジュニア合唱団がさわやかな声を響かせており、しばし和みのひととき。正面に見えるパイプオルガンの上が先ほど見学してきた屋上庭園。
実はこのホールの客席の椅子にはすごい仕掛けがある。椅子の中に吸音板が入っていて、空席で座席が上がっているリハーサルの時にも本番のお客様が着席している状態を再現できるようになっている。そうすることで本番により近い音の響きを確認することができるそう。すごいこだわり!
このホールは特に写真で拝見していたのと実物ではずいぶん印象が違うように感じた。実物の方がより大きな空間に見えた。

最後はこの日も公演が行われる劇場へ。ふだんはオーケストラピットとして使われている部分も客席にした広い舞台面、ストレッチしているダンサーの方を横目に説明を聞く。このホールはダンスはもちろん、演劇、オペラ、ミュージカルに歌舞伎(!)でも使用できるそう。シックなグレーに舞台が映えそうだ。

今回は1時間弱かけて施設を見学させていただいたが、屋上庭園や、展望ラウンジにカフェやレストランなど誰でも立ち寄れるスポットもたくさんある。観劇の際はもちろん、新潟を訪れる機会にはまた訪れたいと思った。
 

りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
新潟市中央区一番堀通町3-2
開館時間 9:00〜22:00 
休館日 毎月第2・第4月曜日(祝日にあたる場合はその翌日)、年末年始(12/29〜1/3)
http://www.ryutopia.or.jp/