2月12日(金)東京宝塚劇場(千代田区)で、宝塚歌劇 星組公演『ハプスブルクの宝剣 - 魂に宿る光 - 』『BOLERO』 - ある愛 - が開幕した。
ミュージカル『ハプスブルクの宝剣 - 魂に宿る光 -』は藤本ひとみの原作をミュージカル化した作品。舞台は18世紀前半のヨーロッパ。フランクフルトのユダヤ人居住区で生まれ育った青年が、自らの未来と、迫害と差別の歴史を持つユダヤの未来を切りひらこうと波乱な生涯を生きる物語。
ショー、グラン・ファンタジー『BOLERO』 - ある愛 - は、ダンス巧者の柚希にとってトップ就任後初めてのショー(トップお披露目作品は『太王四神記 Ver.Ⅱ』の1本立て)。
過去に『Young Bloods!』の劇中劇で『ドン・キホーテ』バジルの男性ヴァリエーションを、見事に踊りきってみせた柚希が、今度はラヴェルの「ボレロ」に挑戦、ダンスシーンの見せ場が多い作品となっている。
初日を迎えたこの日、通し舞台稽古がマスコミに公開され、稽古終了後にトップスターコンビ、柚希礼音(ゆずき れおん)・夢咲ねね(ゆめさき ねね)が会見した。
柚希
今日の初日から3月21日まで、一丸となって頑張りますのでどうぞよろしくおねがいいたします。
----今回トップになられて初めてのショーですが、宝塚ならではの魅力、男役、女役としてどんなところを観て欲しいですか。
柚希
私は白いイメージの場面に出ることがあまりなかったのですが、今回は白い場面が結構あるので、新しい柚希礼音の魅力を観ていただけるように頑張りたいと思います。
夢咲
今回の作品は、コスチュームがすごく豪華で、輪っかのドレスも沢山出てきますので、これぞ宝塚というところを観ていただけたらと思います。
----芝居について、何度もくじけそうになりながら波乱な人生を送る役ですが、人物像について、また二役をされる苦労など。
柚希
私本人は、ずっと辿っているのですごく入りやすいですし、最後に向かって希望に満ちるところまでやりやすいですが、それをお客さまがどれくらい同じような感情で観てくださるかが一番難しいなと感じております。
自分一人だけで勝手に感動せず、ちゃんとお客さまがストーリーについてこれるように、特に学生時代、希望を持って生きていた時代を印象的にできるようにしております。
夢咲
まったく違う二役ということで、それぞれの役を作るのに二倍時間がかかりまして、未だに悩まされておりますが、舞台に立って、いざ衣裳を着けてかつらを着けると、やはり雰囲気が違いますし、周りの空間などもまったく違うので、やはり舞台のほうがやりやすいなと思います。
----(マリア・テレジア役は)女帝になってからは貫禄も出さないといけませんね。
夢咲
沢山の資料や皇室の方も見たり、どういう雰囲気なのか毎日学んでいます。
----ショーの「ボレロ」について、色々な方が踊ってきた大作ですが、プレッシャーなどは。
柚希
本当に、クラシックバレエ時代は、ラヴェルの「ボレロ」を踊るなんてすごすぎることでした。(作・演出の)草野先生も、すごすぎる作品だし、お客さまの方がよりご存じな位の演目なので、それを宝塚で、星組のこの『BOLERO』で入れるかどうか悩まれたそうですが、やっぱり入れていただいて、星組もすごくお稽古して、ダンス力も毎日少しずつアップしていけたらと、みんな頑張っておりますので、宝塚の、星組の『ボレロ』をぜひ、観ていただけたらと思います。
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宝塚歌劇星組公演
ミュージカル『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』
〜藤本ひとみ作「ハプスブルクの宝剣」(文藝春秋刊)より〜
グラン・ファンタジー『BOLERO』-ある愛-