クラシカジャパン

日本初放送 バレエ&ダンス【2018年1月】

イタリアのコンテンポラリー・ダンスカンパニーの2017年6月公演、多くの女性に感動を与え、地上波でも話題となった日本人バレエダンサーのドキュメンタリー映画、異国情緒と古典バレエの様式美を兼ね備えた名作『ラ・バヤデール』の貴重映像。
1月はクラシック、コンテンポラリー、ドキュメンタリーとバレエ&ダンスの多様な魅力をお届けします。


<日本初放送>
アテルバレット「トリプル・ビル」2017

【初回放送】 1月15日(月) 21:00〜22:35

イタリアの由緒あるコンテンポラリー・ダンスカンパニーによる2017年6月ミラノ公演。新進気鋭の振付家たちが手がけた3つの意欲作を一挙放送。
1970年代末に創設された、長い歴史を誇るイタリアのコンテンポラリー・ダンスカンパニー「アテルバレット」。クラシック、ジャズ、ポップス、ロックなど多様な音楽ジャンルに向き合い、演目ごとに舞踊スタイルを自在に変化させるパフォーマンスに定評がある。番組は、今年6月にミラノで上演されたトリプル・ビル。いずれも新進気鋭の振付家がアテルバレットのために創作したメッセージ性の高い3作品。チェコ出身の振付家イリ・ポコルニーの『言葉と空間(WORDS AND SPACE)』のテーマは、内なる声。英語の幻想的なナレーションとイタリア語のオペラ・アリアが交差する中、黒い衣裳のダンサーたちが個人の心の中に生じる自問自答を視覚化する。イタリア出身の振付家ジュゼッペ・スポタの『ナルシス(NARCISSUS)』は、「ナルシスト」の語源となったギリシア神話の美少年ナルシスからインスパイアされた作品。
ネット上で表面的な自己アピールに没頭する現代の若者たちの姿がこの神話に重ねられ、ピアノと弦楽器が織りなす美しい旋律に乗せて現実と非現実の拮抗を描く。ドイツ出身の振付家フィリップ・クラッツの『不死鳥(PHOENIX)』のテーマは、無限循環。クラッツは静的な電子音楽を背景に、誕生・成長・衰え・死を経て、再び誕生する生命の壮大な物語を力強く紡ぐ。3作品のテーマや使用音楽のスタイルは全く異なるが、全作を担当したカルロ・チェッリの美術と照明は、常にシンプルでありながら雄弁。イタリアらしい洗練を随所で感じさせる。

1802tv01.jpg (c)Nadir Bonazzi

[演目]言葉と空間(WORDS AND SPACE)
[演出・振付]イリ・ポコルニー
[音楽]ヘンデル
[サウンド・デザイン]佐脇由佳里
[衣裳]カロリナ・マンクーソ
[美術&照明]カルロ・チェッリ
[演目]ナルシス(NARCISSUS)
[演出・振付]ジュゼッペ・スポタ
[音楽]タルボット
[衣裳]フランチェスカ・メッソーリ
[美術&照明]カルロ・チェッリ
[映像]アレッサンドロ・グリセンディ、マルコ・ノヴィエッロ
[演目]不死鳥(PHOENIX)
[演出・振付]フィリップ・クラッツ
[音楽]ボーダーライン・オーダー
[衣裳]コンスタンツァ・マラモッティ
[美術&照明]カルロ・チェッリ
[出演]アテルバレット
[収録]2017年6月7日&8日ピッコロ・テアトロ「テアトロ・ストレーレル」(ミラノ)


Maiko ふたたびの白鳥

世界のトップで活躍する日本人プリンシパルが、トップダンサーとして充実した時期での妊娠〜産休を経て、プリマデビュー作「白鳥の湖」の主役に再び挑戦するまでの懸命な姿を追う、涙と感動のドキュメンタリー! 本作では、ヨーロッパの一流バレエ団のトップで活躍している、日本人女性の知られざる日常と美しい舞台を映像におさめただだけでなく、働く女性の多くが直面するであろう、キャリアと家庭の両立という普遍的なテーマもはらんでいる。
また、麻衣子の夢を叶えるために、経済的にも精神的にも支えとなってきた麻衣子が最も尊敬する女性、大阪に暮らすパワフルな母・衣津栄との関係も印象的に描かれる。監督のノルウェー人女性、オセ・スベンハイム・ドリブネスは新聞で麻衣子のことを知り、取材する内に彼女に魅了され、ドキュメンタリーを撮ることを決心した。人生にポジティブな彼女の姿は、全ての女性への応援歌である。

【初回放送】 1月8日(月) 21:00〜22:20

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[出演]西野麻衣子、西野衣津栄、ノルウェー国立バレエ団、ほか
[監督]オセ・スベンハイム・ドリブネス
[制作]2015年 ノルウェー


パリ・オペラ座バレエ1994『ラ・バヤデール』

【初回放送】 1月22日(月) 21:00〜23:20

1802tv03.jpg (c) Warner NVC Arts

古代インドを舞台に、運命に翻弄される美しき男女たちの三角関係をエキゾチックに描く人気作。鬼才ヌレエフの薫陶を受けたダンサーたちの名演が光る貴重な映像。
『ラ・バヤデール』(1877年初演)は、クラシック・バレエの礎を築いた振付家マリウス・プティパの代表作。物語の舞台は、古代インド。番組は、20世紀のバレエ界を牽引したルドルフ・ヌレエフが、プティパ版をもとに振付・演出を手がけた「ヌレエフ版」公演。この版は、晩年にパリ・オペラ座バレエの芸術監督を務めたヌレエフが、死の直前に創り上げた最後の作品で、悲劇的な第4幕(寺院の崩壊)が省かれているのが大きな特徴。ヌレエフ自身が配役したイザベル・ゲラン(ニキヤ)、ローラン・イレール(ソロル)、エリザベット・プラテル(ガムザッティ)は、いずれもヌレエフの薫陶を受けた名手たち。3人の卓越した技術と個性が余すところなく発揮されている必見の舞台。抜きんでた演技力で全体を引き締めるフランシス・マロヴィク、勇壮なソロで会場を沸かせるウィルフリード・ロモリ、圧倒的な存在感を放つアニエス・ルテステュなど、脇役も豪華。金色を多用したエキゾチックで絢爛な装置・衣装(第1・2幕)と、青白い詩的な世界(第3幕)の鮮やかなコントラストも、ダンサーたちの名演を引き立てている。

[出演]イザベル・ゲラン(ニキヤ)ローラン・イレール(ソロル)エリザベット・プラテル(ガムザッティ)リオネル・ドラノエ(苦行僧)フランシス・マロヴィク(高僧)ジャン=マリ・ディディエール(ラジャ)ウィルフリード・ロモリ(黄金の像)アニエス・ルテステュ, クロチルド・ヴァエール, ナタリー・リケ
(三人の影)

1802tv04.jpg (c) Warner NVC Arts

[演目]バレエ『ラ・バヤデール』
[音楽]ミンクス[台本]セルゲイ・フデコフ, マリウス・プティパ[編曲]ジョン・ランチベリー
[振付・演出]ルドルフ・ヌレエフ(マリウス・プティパの原振付に基づく)
[振付助手]ニネル・クルガプキナ, パトリス バール, パトリシア・ルアンヌ, アレト・フランシヨン
[美術]エツィオ・フリジェリオ
[衣裳]フランカ・スカルチャピーノ
[照明]ヴィニシオ・シェリ
[指揮]ミシェル・ケヴァル
[演奏]コロンヌ管弦楽団
[収録]1994年5月パリ・オペラ座ガルニエ宮

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