クラシカジャパン

日本初放送 バレエ&ダンス【10月】

2015年、アメリカン・バレエ・シアターでアフリカ系アメリカ人女性で初めてプリンシパル・ダンサーに任命され、「世界で最も影響力のある100人」(2015年TIME誌)に選ばれるなど、メディアからも注目を集めるミスティ・コープランドの半生を辿るドキュメンタリーと、2014年に日本でも上演された振付家シェルカウイによる作品のスケールアップした再演を日本初放送。

<日本初放送>
ミスティ・コープランド〜夢を叶えた黒人バレリーナの物語
【初回放送】 10月2日(月) 21:00〜22:35

米国のトップ・バレエ団「アメリカン・バレエ・シアター」(ABT)が、創設以来、初めてアフリカ系アメリカ人女性であるミスティ・コープランドをプリンシパル・ダンサーに任命したニュースは、世界中のバレエ界を刺激し、米国の黒人コミュニティを鼓舞した。白人主体のクラシック・バレエ界の頂点に立ったコープランド。
そのサクセス・ストーリーを、自身もアフリカ系アメリカ人のネルソン・ジョージ監督が見事に映像化。幼尐期を振り返る写真や映像の数々は、どれも必見。さらに、ABT入団時から、『火の鳥』主役抜擢までの快進撃も、本人や知人のコメントを絡めて丁寧に辿る。その後におとずれた怪我との闘いの日々。
ダンサー生命を賭けた大手術を経てリハビリに向き合う彼女に長期密着。ABTから黒人として初めて『白鳥の湖』の主役を任されたコープランドは、同団のプリンシパルの地位を手にすることになる。識者や関係者への充実したインタビューが番組に奥行きを与え、白人にさえ「青白い」肌を強いる美学、筋肉質の黒人の活躍をはばむ痩身の奨励など、バレエ界にはびこる保守的な価値観を浮き彫りにし、コープランドが乗り越えた障壁の高さを実感させてくれる。

[出演]ミスティ・コープランド(バレエ・ダンサー)ディルドル・ケリー(『バレリーナ』著者)スーザン・ファレス=ヒル(元アメリカン・バレエ・シアター理事会副議長)レイヴン・ウィルキンソン(元バレエ・ダンサー)他[主な演目]マリウス・プティパ振付『ラ・バヤデール』、アレクセイ・ラトマンスキー振付『火の鳥』、ミハイル・フォーキン振付『瀕死の白鳥』、ジョージ・バランシン振付『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』、ケヴィン・マッケンジー振付(イワノフ=プティパ原振付)『白鳥の湖』[監督]ネルソン・ジョージ[制作]2015年

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<日本初放送>
アヴィニョン演劇祭2016『バベル7.16』
【初回放送】 10月16日(月) 21:00〜23:05

シディ・ラルビ・シェルカウイ&ダミアン・ジャレ演出振付の『バベル BABEL(words)』。
ローレンス・オリヴィエ賞では新作ダンス賞と舞台デザイン賞、バレエ界のアカデミー賞と称されるブノワ賞では最優秀振付賞を受賞したコンテンポラリー・ダンスの傑作が、2016年7月アヴィニョン演劇祭の野外舞台でさらにスケールアップし、『バベル7.16』として再演。天まで届くバベルの塔を作ろうとした人間が神の怒りを買い、罰として、世界が多言語になったという、旧約聖書の物語がモチーフ。民族や国籍や言語の違い、国境や国家のアイデンティティーといった問題が、14ヶ国の多国籍アーティストによるダンスと各国の言語、そしてアジアから中近東、西欧に至る伝統音楽と現代音楽で展開していく。
7.16の意味は、7+16=23(出演者数)、7+1+6=14(14国籍)→1+4=5(5大陸/人体の5パーツ)とのこと。ターナー賞受賞の彫刻家アント
ニー・ゴームリー装置による5つの枠は5大陸を象徴し、さらには言葉や文化の壁・境界線をシンプルに表現。宗教や人種の対立が絶えない今こそ、この作品を練り直して再演する必要を感じたと、ジャレとシェルカウイは言っている。ロボット役のウルリカ・キン・スヴェンソンと、日本語で喋りまくり、民謡も歌い、太鼓と笛を奏でる上月一臣、阿部一成、吉井盛悟の日本人トリオが必見。

[振付]シディ・ラルビ・シェルカウイ&ダミアン・ジャレ
[装置]アントニー・ゴームリー
[衣裳]アレクサンドラ・ギルバート
[ドラマトゥルギー]ルー・コープ
[台詞]ルー・コープ、ヴィラヤヌル・ラマチャンドラン
[音楽]阿部一成、パトリツィア・ボーヴィ、マハブーブ・カーン、サッタル・カーン、ガブリエル・ミラクル&吉井盛悟
[出演]ウルリカ・キン・スウェンソン、エミリオス・アラポグル、マガリ・キャスターズ、ナヴァラ“ニク”チャウダリ、サンドラ・デルガディジョ、フランシス・ドゥシャルム、ジョン・フリップ・ファルストレーム、レイフ・フェデリーコ・フィルンハーバー、ダリル・E・ウッズ、ダミアン・フルニエ、ベン・フューリー、アリアシュカ・ヒルサム、上月一臣、ピアー・リーチ、ジョセファ・マドキ、クリスティーン・ルブテ、ネモ・ウーグフーデ、ジェイムス・オハラ、ヘルダー・シーブラ、モハメド・ツカブリ、マイオン・ファン・デル・ショット、ジェイムス・ヴ・アン・ファム<ミュージシャン>阿部一成、パトリツィア・ボーヴィ、マハブーブ・カーン、サッタル・カーン、ガブリエル・ミラクル&吉井盛悟
[収録]2016年7月20日〜23日アヴィニョン教皇庁中庭(フランス)「アヴィニョン演劇祭2016」

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