荒部 好
「火の鳥」と「結婚」英国ロイヤル・バレエ
ロイヤル・バレエで上演されたストラヴィンスキーの『火の鳥』と『結婚』が、DVDになってBBC Opus Arte発売され、輸入版が日本でも発売されている。 二作品とも、はデアギレフのバレエ・リュスで上演された(『火の鳥』1926年、『結婚』1923年)ナ タリア・ゴンチャロワのロシア・カラーがあふれる美術と衣裳を再現している。『火の鳥』の結婚式のシ ーンの有名な背景幕もみることができる。 『火の鳥』は、ディアギレフの下でリハーサル・ディレクターを務め、ダンサーとしても踊ったセルゲ イ・グリゴリエフが妻のチェルニショーワとともに、1954年にロイヤル・バレエにフォーキンの振付を 復活したヴァージョンである。火の鳥をリアン・ベンジャミン、イワンをジョナサン・コープが踊っている。 『結婚』はブロニスラワ・ニジンスカが、兄ニジンスキーの『春の祭典』の振付を手伝った経験を生か して振付けた傑作。1966年にロイヤル・バレエで復活上演された。 昨年12月にロイヤル・バレエの芸術監督に就任したモニカ・メイスンは、かつて両方の作品を踊っ た経験があり、舞台と別に収録されているリハーサル・シーンの中でインタビューに答えている。また、 『火の鳥』でカスチェイを踊っいるデーヴィッド・ドリュー(ロイヤル・バレエのキャラクター・プリ ンシパル)が、『結婚』を踊った時のニジンスカの思い出を語った「ニジンスカの世界」も収録されている。 ほかにもBBC Opus Arteから、ピーター・ライトがガリーナ・サムソワとともに再振付した『白鳥の 湖』を、スウェーデン王立バレエが踊っているDVDも輸入発売されている。これには、ピーター・ライ トやスウェーデン王立バレエの芸術監督ピーター・ヤコブソンのインタビューなども収録されている が、輸入版なので日本語字幕は付いていない。 | |   |
『火の鳥』
輸入/販売:アイヴィ
価格:\5,000(税抜)
『結婚』
輸入/販売:アイヴィ
価格:\5,000(税抜)