カンパニー「re:bourne」

みなさん「re:bourne」というカンパニーをご存知ですか?

「re:bourne」は"マシュー・ボーン"の作品を中心にワークショップや創作ダンス、ゼミナール(セミナー)などを普通の学校や大学、ダンス学校、ダンス・スタジオ、ダンス・カンパニーに授業の一環として私たちNEW ADVENTURESのカンパニーメンバーが指導に行くカンパニーです。

まだスタートしたばかりですが、イギリスでは色々なところから申し込みがありマシュー・ボーンのカンパニーメンバーたちが指導に行っています。

もちろんワークショップの内容やマシューのどの作品を受けたいかなどは希望があれば、その希望にそって責任者の方と私たちが話し合って決めさせてもらいます。

「re:bourne」

ちなみにワークショップで使われるマシュー・ボーンの作品は『白鳥の湖』、『くるみ割り人形』、『シザーハンズ』、『Highland Fling』です。新作の『ドーリアン・グレイ』は指導できる人が少ないのでまずは私たち指導者へのトレーニングがあった後、この作品もワークショップに入ります。ちなみにマシュー・ボーンの作品を全幕指導することはしません。

その他、マシュー・ボーンの作品を使わずにストーリーを動きで伝えるキャラクター作りのコースもします。

短いコースは受ける生徒さんの人数にもよりますが2時〜3時間のコースです。これは、ウオーミングアップ、言葉を使わず身体でのコミュニケーションを取るためのゲーム、マシューのレパートリー作品の指導、創作ダンスの指導などです。 長いコースでは2日間や1週間でマシュー・ボーンの作品を通して生徒さんたちと一緒に創り、生徒さんたち同士で発表するというのです。

「re:bourne」

例えば、8歳〜12歳を中心に1クラス24人で『シザーハンズ』のトピアリーのシーンを指導し、自分たちでもトピアリーの動きを創作し発表するというワークショップがありました。(これは2日間コースでした。)子供たちは想像や発想を動きにすること、音楽を通して協調性、またそれぞれの個性を出す事、集中する事などダンスを通して学んでもらいます。

他の例えは、大学生8人の女性たちが『カーマン』を学びたいということでそれも男性のアンジェロ役の踊りも、と希望があったので、女性の最初のシーンやヒートのシーンをあわせて短いストーリーを創り、アンジェロのソロへとつなげました。(これは6時間コースでした。)机や椅子などを用意してもらっていたのでセットありで本格的でした。
また、ダンスの経験が初心レベルの演劇部へのワークショップは、演技を中心に『シザーハンズ』の家族のシーンをキャラクターで動きを創りジェスチャーなどのつながりからダンスにかえる事などをしました。(これは2時間〜2時間半でした。)
詳しくは下記のカンパニーのウエブページで見ることができます。申し込みできます。(英語です。)

www.new-adventures.net

また、私が4月から日本に数ヶ月いますのでこの「re:bourne」のワークショップができます。興味のある方は下記のアドレスにご連絡下さい。
Mami.70jolygood@gmail.com

インタビュー & コラム

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友谷 真実 Mami Tomotani

マーサ・グラハム・サマースクール、劇団四季研究所、川副バレエスクールでダンスを学ぶ。
★主な出演作品:
ニュー・アドべンチュアーズ『くるみ割り人形』(クララ、キューピット役ほか)、『白鳥の湖』、『カーマン』、『エドワード・シザーハンズ』(ペグ 役ほか)、『Highland Fling』(愛と幻想のシルフィード)、州立バレエ・リンツにてロバート・プール、オルガ・コボス、ピーター・ミカなどの作品(オース トリア)、 アルティ・ブヨウ・フェスティバル(京都)、ベノルト・マンブレイの振付作;スイセイ・ミュージカル『フェーム』、『ピアニスト』; 劇団四季『キャッツ』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『アスペクツ・オブ・ラブ』、『ウエストサイド物語』、『オペラ座の怪人』、『ハン ス』、『オンディーヌ』など
★TV/映画:『くるみ割り人形』(BBC)他。
★振付作品:『just feel it?以・真・伝・心』個人のプロローグ(02年);アルティ・ブヨウ・フェスティバル(98年)、他。
http://ameblo.jp/mami-tomotani/

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