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渡辺真弓 text by Mayumi Watanabe
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アラン・プラテルの新作『夕べの祈り』テアトル・ド・ラ・ヴィルで上演

 ベルギーのアラン・プラテル・バレエ団が、2月16日から25日までテアトル・ド・ラ・ヴィルに来演し、新作『vsprs(夕べの祈り)』を上演した。昨年、オペラ座ガルニエで上演された野心作の『wolf』が挑発的でスキャンダルを巻き起こしたのが記憶に新しいが、今回の作品は、信仰をテーマにしたもので、強靭なエネルギーで、観客を圧倒した。

 音楽は、プラテルが16歳の時から親しんでいるというモンテヴェルディ作曲の『聖マリアの夕べの祈り』を、ファブリツィオ・カッソルがバロックからジャズ、ツィガーヌへとアレンジし、ノスタルジックなムードを醸し出している。白い細かい布で覆われた山のほこらにミュージシャンが位置するが、この山の装置はユニークで効果的。

 多彩な国籍からなる10人のダンサーは、けいれんするように身を震わせ、痛ましいほどに身を投げ出して激しいアンサンブルを繰り広げた。中に、モンタルヴォのカンパニーで活躍していたメラニー・ロモフの顔が見られたのがちょっとした驚きであった。



ヴィレットのコンセルヴァトワールでヌレエフ展

 パリの東のヴィレットのコンセルヴァトワールでは、1月25日から4月9日まで、<Rudolf Noureev, d'une génération à l'autre(ルドルフ・ヌレエフ、世代から世代へ)>と題し、世紀の舞踊家ヌレエフの写真展を開催中。

 展示された写真は、フランセット・ルヴィウ、コレット・マッソン、ジャック・モアッティ撮影のもので、ヌレエフの魅力を余すところなくとらえている。
 会場のホールでは、ヴィデオも上映され、クエヴァス侯のバレエ団の『眠れる森の美女』のリハーサルを始め、フォンテーンとの『ジゼル』や『海賊』、『マルグリットとアルマン』、パークとの『くるみ割り人形』、エリック・ブルーンとの稽古風景などの映像を通して、20世紀を駆け抜けた天才ダンサー、ヌレエフの全盛期のステージを偲ぶことができる。

会場:Conservatoire national supérieur de musique et de danse de Paris
住所:209,Avenue jean jaurés,75019 Paris
地下鉄: Porte de Pantin
www.cnsmdp.fr

 

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