上海バレエのダンサーは、じつに若々しく爽やかでエネルギーに満ちている。外国人の舞踊家に直接指導を受けているわけではなく、指導者も自前で育てようと試みている。文化政策の方針にもやはりどことなく、大国の自負を感じさせるものがある。
ちなみに、創作バレエの『A Sigh Of love』を創るために、フランスからベルトラン・ダットを呼んでいた。彼は、モーリス・ベジャールの20世紀バレエ団で、『春の祭典』『ペトルーシュカ』『火の鳥』ほかを踊った。後にベジャール・バレエ・ローザンヌとなってからはバレエ・マスターとなり、さらにライン・バレエのディレクターなどを務めた。『ディオニソス』までは踊っていたそうだから、ベジャールのカンパニーの来日公演で舞台姿を観た方もいるかも知れない。