勝どきスタジオ

【5・6月】佐々木和葉先生によるVFP®体験会

お知らせ

3・4月と勝どきスタジオで開催し、受講された方からご好評のお声を大変多くいただきました佐々木和葉先生によるVFP®の体験会を、5・6月にも開催いたします!
この機会に、ぜひVFP®の魅力を体感してみてください♪
リピーターの方も大歓迎です!

佐々木和葉先生によるVFP®体験会詳細

【日程】
5/25(土) ・ 6/8(土) ・ 6/22(土)
① 13:30~14:30 ② 14:40~15:40 各枠1名さま・要事前予約

【料金】 8,800円 (※当日店頭にてお支払いください。)

【予約方法】 
チャコットスタジオ予約サイトよりご予約ください。
予約受付期間 ⇒ 開講日6日前 AM8:00 ~ 開講日前日 22:00
(※当日のご予約につきましては、お電話にてご相談ください。)

【注意事項】 
※ できるだけ締め付けのないストレッチ性のあるウェアをご着用ください。ベッドに横になっていただき、頭部にもワークする場合がございますので、ヘアスタイルは結ばずに、ダウンスタイルでお願いいたします。
※ 水分補給用のお水やお茶のご用意をお願いいたします。
※ ご予約確定後のキャンセルはできませんので、ご注意ください。ご予約確定後は、100%のキャンセル料が発生いたします。
※ セッションの際、講師はマスクを着用いたします。

VFP® (Vascular Facilitation Process®) とは?
VFP®︎ はきわめて柔和なタッチと意識・知覚を通して、血流など体液の流れを促進し、同時に、脳や神経の働きを活性化させる新しいメソッドです。不調の原因となっている停滞を取り除き、本来あるべき流れへ回帰するプロセスをお手伝いしていきます。 考案者 : 荒 和尚氏

VFP®をより知りたい方は、下記URLをご確認ください。
https://vascular-facilitation-process.com/ja/vfp%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/

身体の中の約70%は水分です。
この水分が滞りなく身体の中を巡ると、身体の位置や在り方を感じ取りやすくなり、お身体ご自身での調整も始まります。

指圧やマッサージなどの施術とは異なり、以下のような特徴があります。
・感覚神経と運動神経に起きる「記憶喪失」からの回復  
・脳内マップの書き換えと、動きの再教育

バレエを習っている皆さまで、下記のようなお悩みをお持ちの方にぜひ受けていただきたいです
・頭ではわかっているけど、なかなか身体や動きに伝わらない方
・甲の伸ばし方や腕のつながりなど、もう少しディテールを感じたい方
・ご自身の身体ともっと向き合い、もっと身体を知ることで、動きの精度を上げていきたい方
・力まず動けるようになりたい、もしくは力んでいるとよく言われるけど、自分ではあまりわからない方

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《佐々木和葉先生プロフィール》

上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、谷桃子バレエ団に入団。

2001年、全国舞踊コンクール バレエ・パ・ド・ドゥ部門第1位。
2002年より16年にわたり、プリンシパルダンサーとして活躍する。
2006年からチャコット宮益坂バレエスタジオでレギュラー講師を務める。

2016年、自身の身体のケアのためにVFP®と出逢う。そのマジックのような素晴らしさと奥深さに感銘を受け、2021年、VascularFacilitationProcess®Certified Movement Therapistのdiplomaを取得。
2023年、VFP® Constellation Nerves 修了。

酒井はな先生が語るVFP®

Q:最初にVFP®を体験した時のことを教えてください。
酒井さん:4ヶ月間咳が止まらない時があり、友人に相談したところ、VFP®を紹介して頂き、藁をもすがる思いでセッションを受けにいきました。すると、なんと咳が徐々に止まっていったのです!!また、友人には「普通のマッサージとか、整体とか、みんなが思うような治療とは全然違うけど、色々なことを見てくれるから」と勧められていて、セッションを受けたらまさにその通りで、これは凄く面白いとすぐに興味を持ちました。 最初のセッションから、ものすごく「ゆるまった」のが印象的でした。

Q:VFP®の特徴・良さは何だと思いますか?
酒井さん:「正しく身体を知ること」が出来ると思います。身体って本当に良く出来ているけれど、自分のクセで好き勝手に使って壊しちゃうことがあると思うんです。バレエの仕組みに無理やり身体を合わせて、自分のやりたいように体を服従させるというか。でもVFP®で「正しい身体の使い方」を知ったら、体に無理強いするのではなく、自分の身体と協力しあって自分の身体をバレエに沿わせることが出来るようになった。VFP®って、「今まで使ったことがない」「感じたことがない」体の感覚を、たくさん味あわせてくれるんですよ!今まで自分にとっての「最短ルート」しか使っていなかったのに、「こんなに寄り道できるよ、こっちを使ったらもっと楽しいよ」みたいな、初めての体験がたくさんできるんです。バレエをしている人がみんな、身体のすべてのパートの正しい使いようを把握して、自分の身体と相談しながらバレエに取り組めば、絶対にケガがなくなるんじゃないかって思います。

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Q:セッションを重ねることで、何か変化はありましたか?
酒井さん:パフォーマンスは本当に、楽になりました。バレエって身体をタイトにして中心に集めるけれど、今までみたいに「集めよう」としない方が、実はちゃんと集まるの! 身体がゆるまっているからこそ空間があって、その分、ちゃんと細いところに集まれる。 それに「今日は無理しちゃったな」とか「今日はすごく一緒に踊ってあげられた」とか、 身体が何を感じているかに気づくことが出来るようにもなって、その感覚自体が、私にとっては、もう、非常に、本当に素晴らしい出会いでした。 あとね、バレリーナってやらなければいけないこと、背負っているものが多いんです。なので、どうしても自分のことを犠牲にしてしまい、身体を摩耗させてしまう。それとうまくお付き合いしながら、良いパフォーマンスをしていくということが、VFP®と出会ってから現実的に出来るようになってきました。

Q:「犠牲にする」とは、どういうことでしょう?
酒井さん:私は、ずっと「何かのため」という気持ちで、踊ってきました。ダンサーは作家が作りたい作品、哲学を身体で表現する仕事で、そこに自分を捧げます。自分が踊ることで、その作品を最上のものにして、お客様、一緒に踊る仲間、作家さん、関わってくれた大勢の人、みんなに喜んでもらいたいし、そこに対する責任も負っている。なので、常に自分を犠牲にして、身体が休みたい時でも、ひたすらトレーニング、レッスン、リハーサル、と身を粉にしてしまいがち。でも最近は、もっとポジティブに自分を捧げる方法があるんじゃないかしら?という風に考えが変わってきています。「少し痛いけど我慢して」 ではなく、自分も周りのみんなもすべてがハッピーで、そのハッピーな中でお捧げするというか。自分の身体も、周りの人々も、「健やかさ」を保ちながら作品と向き合える方向があるんだと気づきました。

Q:身体だけじゃなく「心」みたいな部分にも影響があるということでしょうか?
酒井さん:純粋なフィジカル以外への影響も大きいですね。例えば、足がギュンっと上がるみたいな身体の強さは、若い頃の方があったかもしれません。でもそれとは違う表現ができるようになってきました。一番違うのは、「今までとは違う神経」をたくさん使えること。舞台に上がった時って、それがすっごく大事!!本来は筋肉を使うより大事なことなの。もちろんしなやかな筋肉、ラインの美しさなどボディが動くことの魅力もあります。でも、そうではない、その人の考えていること、意識など、本来は見えないであろう、 精神のようなものが見える、そんな時に「いい!」と感じると思うんです。抽象的かもしれないけれど、「生きている」っていうのがすごく大事なの。生きているっていうことこそがライブの魅力で、その人のやる意味だと思うんです。で、「どう生きているか」が踊りを通して見えてしまうから、日々の生活も大事だと思うんですよね。私はVFP®を始めてから、「身体の声」をちゃんと聴いて、体を摩耗させない生き方に変わってきました。今まで家と劇場の往復だけだったけれど、ちょっと寄り道したり、ガチガチに決めていたルーティンを壊したり。うん、VFP®って、すごく健康になります(笑)。

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Q:色々お話をうかがってきましたが、VFP®は「どんな人」に向いていると思いますか?
酒井さん:本当は若い方に知って欲しいと思います。身体に対する知識を得てから、バレエとともに育っていくとケガが圧倒的に少なくなると思うので。でも、教えても吸収できない時はあるんですよね。どんなにこちらが教えたくても、相手に受け入れ態勢が出来ていないと伝わらない。なので、自分の身体を大切にしたいと心から思っていて、「どうしたら身体が良くなるか」を真剣に、切実に、考えている人に向いているんじゃないかと思います。

Q:チャコットでは佐々木和葉さんがVFP®の講師となる予定です。お知り合いとうかがっていますが、一言お願いできますか?
酒井さん:和葉さんは昔から存じ上げているけれど、彼女もストイックにずっと頑張ってきた、バレリーナの典型みたいな方だと思います。そういう方が、VFP®を勉強して身体に向き合うことをされたのは、きっと和葉さんにとって素敵なこと、違う扉が開くようなことだったんじゃないかな、と思っているんです。その和葉さんが、今度は、問題を抱えたダンサーたちに、たくさんのアドバイスをする立場になるのは、大きな助けになるんじゃないかな。きっと、素敵な身体のガイドになるんじゃないかなと思います。
                                                     インタビュアー:株式会社カケラ 柴田佳代 

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